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悪とは何なのか、悪とは、一体......。誰か教えてくれ誰か頼むから俺に教えて欲しい頼む頼むよ......かっぱえびせんあげるからさ......。かっぱえびせん美味しいよね、最近久しぶりに食べて改めておいしさに感動したもんね、あれ.......。表面上取り繕う、果たしてそれが正義なのか。いや、別に正義を行使する必要はありませんが......。正義とは何なのか? ブタ箱に容赦なくぶち込み、ここにいる全員の人生を滅茶苦茶にすることは果たして正しいのかと問われるとそうでは無い気もしなくはないが、だからといってこの巨悪を放置するわけには......。こんな状況が長く続いたら、私は遅かれ早かれ狂ってしまう......。やはり全員まとめて葬るしかないのだろうか?
一方ではこんな感じだが、他方ではかなり上手いこと人生を進めている気がする。そのギャップが更に私を狂気へと向かわせている気がしてならないのだが......。私は幸福なのだろうか? 魂の半分が不幸に、もう半分が幸福につながれて、牛裂きのようになっている現状。まあ魂は存在しないけどな! 人間が魂と呼んでるのは論理回路の集積であって、外界からの刺激に応じて出力し返すただのタンパク質と脂質と核酸の塊であって、自由意志とかねえから。死ね!(Ascension)幸福とは、幸福とは、悪とは、幸福とは、悪とは、悪とは......。
思考の自動記述に近いなにか
どうやらもう八月らしい。あと7ヶ月で大学生活が終わると思うとため息をつかざるを得ない。大学院進学はするつもりなのだけれど。
ここ最近の一番の変化と言えば、小山田圭吾が有名になってしまった((かなり事実が歪曲されてしまっているようだがせいで、Cornelius Tシャツを着て外に歩くことがめちゃくちゃ楽しくなったことである。これを着ることで障害者差別のレッテルを貼られ、背中から刃物で刺されることを密かに望んでいる節がある。
だが私の期待とは裏腹に、そのような行為をする人間はいないので、多くの人間にとって非常にどうでも良いことだったんだろうとも思う。あれ以来五輪関係者の過去を掘り返すのが一部で流行し、公人には清廉潔白さが求められていると言うことがよくわかったが、高度に情報化した現代にそれはキツかろうとも思う。俺もいつか過去の言動を掘り返されて炎上したりするんだろうか。今自分がめちゃくちゃ有名になる前提で話していますが、多分有名にはならないので杞憂だと思います。もしくは過去の言動を過度に掘り返すこと自体が倫理的にアウトになってるかもしれないな~。しかしそれは大衆の知的水準がある程度より上である前提の話かもしれない、大衆はカス。とするとキャンセルカルチャーは今後の反差別運動の主軸になっていくのかな。
しかし差別というのは本当になくなるのかしら。まあ中流階級以上では表面的にはなくなりそうな気がしなくもないけど。ただ差別と差別じゃないものの区別をどれだけの人が共有・判断できるか甚だ疑問である。
さらに(非常に個人的な話だが)理性では差別するつもりはなくても、電車内とかで見るやべー奴を感情的には差別してしまう場合がある。ようするに普通や常識といった観念が人の中にある限り、異端を発見し忌避してしまう気がするのだが、これは差別に当たるのだろうか?
とにかく全人類理性に基づいたコミュニケーションをするしかない。まあ人類には無理だと思いますが.......。滅ばないかな.......。
極端な話、全員が全く同じクローンになる(完全なる均質化)か、全く共通点のないカオスな状態(完全なる異質化)にならないかぎり差別は亡くならないのではないだろうか。そこで私が提案したいのが、前頭葉の切除だ。こういうくだらないことを考えてしまうからいけないのであって、高度な思考ができない、原始的な快・不快のみを判断できる状態にかえり、あとはマイクロチップを埋め込んでビルゲイツにでも操作して貰えば良いんじゃないでしょうか。つまりワクチンを打ちましょう!
オムライスおいしい
今日はライブハウスに行かざるを得なかった。
エレベーターで地下に行き、ドアを開けるとヤニの匂いが鼻を突いた。中では30人くらいがひしめきあいライブを楽しんでいた。
皆マスクもせず騒いでおり、全員今すぐ死なねーかな、と思ったが、金をもらいに来たので仕方なくその場に数分留まった。一刻に早くその場から立ち去りたかったが。
なんというか、騒ぎ方が下品で中学時代のカスみたいな記憶を想起させるので、金輪際この手の人間には関わりたくないなと思うくらいには不愉快なのである。
待ち人は、その日は手が空いてるとのことだったが、結局持ち回りで忙しく会話すら出来なかった。
全然お前忙しいやん......と思った私は、代理の人から金を貰い、このクソ忌々しい土地から離れた。
その後街を歩いていると、ワクチン反対運動をやってる人たちがいた。この世界は隅から隅まで狂ってるのか?そうだよな。
コロナは茶番で、ワクチンは危険らしい。当然マスクもしていない。気の弱そうな女の人が数人のデモ隊に囲まれ、マスクを外して話を聞いていた。
彼ら(というか陰謀論者全体に言えることだが)には新興宗教に似た危うさを感じてならない。
関わるとめんどくさそうなので(あと滑稽すぎて笑いが堪えきれないので)、早急に横を通り抜けようとすると、強い語気で「マスクも危険ですよ」と女性に声をかけられた。彼女の目は狂信者のそれだった。何を言っても無駄とはこのことなのだと直感的に理解した。そして爆笑した。冷笑だったかもしれない。
少し離れたところでは、反ワクチン派の歌手っぽい人が、久保田利伸 with ナオミキャンベルの「LALALA Love Song」を歌っていた。歌は上手かった。
そして僕はというと、なんかもう、さっさと貰った金を手放したくなった。(手放す予定ではあったが、気分として)
私は金を高めのオムライスに換えた。
さっき見た二つの集団と相容れることは根本的に不可能なんだろう。(別に理解したくはないが)今までのライフステージで切り捨ててきた人間の末路があれなのか?これは些か自意識過剰だろうか。ただ、ああいう人たちを守るのは本当にバカらしいと思う。誰かポアしてくれ。そんでもってひろゆきのケツ毛とかに転生して欲しい。こういうバカ共の自由を保障することで我々の自由が保障されるなんてそんなことは理性の上でわかりきってるが、こいつらを全員牛裂きにしたいとも思っている自分がいる。
まあ家にこもらず外でオムライス食ってる自分も同類なのかもしれないなとも思うがな。
何かもう全てがどうでも良くなってきた。プログレス発表の準備全然進んでないし。あちこちに放火して爆笑したい。「全集中!笑笑」とか叫んで無差別に斬りかかったらさぞかし楽しいんだろう。あ、お星様だ、綺麗だなあ。それに比べて人間は......
メイド喫茶に行った
メイド喫茶、一度は行ってみたいですよね。なんとなく。
でも萌え萌えキュンとか言われたり、猫耳のカチューシャを装着させられた日には、あまりの気持ち悪さに店を燃やしてしまいかねないですよね。なので私は躊躇していました。
しかし我々の住む美しい国日本(なんと四季がある!)には「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」という素晴らしい言葉があります。ということで、むさくるしさとは無縁でどちらかと言えばもやしや白ウドと縁がある男三人衆で行ってきました。怖くないぞ~。
行ったのはここ
MaiLeafです。大須のメイド喫茶の中で一番評判がよろしいのです。そして10年も経営が続いているということで、これはもう安心していいのではないかと思いました。
更に素晴らしいのがこれ。
おまじないとかされた日には皿を叩き割ってしまう気がするのでありがたいですね~。というかおまじないとかのメイド喫茶文化マジで謎ですよね(おそらくエロゲが出典だと思いますが、だとしてもその発想はどこから来たのだろう)。英国家政婦がにゃんとか言うわけないし猫耳付けたりしないだろ。
そして店内へ。
しかし私は目前にして日和ろうとしました。人間怖いから。私は生粋の人見知りで、知らない人間に会うと頭痛に見舞われ、一日寝込むくらいには人間恐怖症なのです(ガチ)。なんでメイド喫茶なんかに行こうとしたんだろう。メイド喫茶って金払って知らない人間につまらない自分の話を聞かせて強制的に会話させて楽しむところですよね?向いてなさすぎる。いやだよ~。率先して中に入ったとして、外にいる残りの二人が裏切ってどこかへ行ってしまったらどうしよう。燃やすしかない。
まあ結局中に入りました。
すると「お帰りなさいませ旦那様」と言われました。本当に言うんだ。既に面白い。
さらに面白いのが、言い慣れてしまったのか若干棒読みになってしまっている点であります。接客業者は定型文を流れ作業で発声しがちですが、メイドでもなるというのは大きな発見でした。
店内は英国貴族の屋敷を感じさせる装飾が施されていてすごくいい感じです。メイド服もチープさを感じさせない精巧な出来でした。友人曰く「腕の部分に切れ込みが入っていて、二の腕が見えてすごくいいね」とのこと。こういうこと書いてると本当に気持ち悪いですね。でも本当のことなのでしょうがないです。
ちなみに50過ぎのメイドとかが出てくるんじゃないかと若干ひやひやしてましたが、別にそんなことはなかったので安心しました。
席に着くとメイドさんがメニュー表の説明をしてくれました。
なるほどたしかに紅茶は種類がたくさんあってどれもおいしそうでした。お酒やご飯も提供してるみたいです。ちなみに英国貴族屋敷みたいな内装なのに、店員の口調は現代の女子大生そのままなのでちょっとシュールです。そこは統一しないんだ。
そしてメイドはというと、脇に挟んだお盆を落下させたり、ドジ属性を爆発させておりました。普通ならここで萌えたりするんでしょうが、私はひねくれているのでこれが天然なのか演技なのかを考えていました。が、自分の中でのメイド観は全て「それでも町は廻っている」*1に依っているため何の解決にも至りませんでした。ただ、あまりにもステレオタイプにオタクナイズされたメイド像の連続すぎて爆笑してしまいました。本当に声がでちゃった。本当に申し訳ないです。
そんなこんなで我々はスコーン、フィッシュ&チップス、ガトーショコラ(自分)、そしてなんか紅茶(名前忘れた)を注文し、しばしメイドと歓談......するんでしょうね普通は。しかし我々は青木隆一郎の修学旅行の音声を聴いてげらげら笑い転げるような、一般的な人間とは一線を画する笑いのツボの持ち主たちなので、そうはなりませんでした。
周りを見ると、我々の席以外では客とメイドが(もっさりオタクでさえ)楽しげに会話しているではありませんか......!この差は、なんだ(コミュ力)。
ちなみに僕は他人の顔を直視できないためメイドの顔を一切見ていなかったので、それが原因だと思います。死のうかな~♪
とか言っている間に紅茶やらが届きました。紅茶は本当においしかったです。
ポットにはティーコージー(ポットを保温するやつ)がついてて、ちょっと嬉しかったり。
メイドという設定なので紅茶もちゃんと注いでくれます。おいしくな~れとか言わずに黙々と注いでくれるので本当に良い。
固形物(スコーン、フィッシュ&チップス、ガトーショコラ)は固形物で、盛り付けがかなり丁寧になされてて好感が持てました。イギリス料理なのにフレンチみたい。
ちなみに私が頼んだガトーショコラにはアイスクリームが添えられ、皿にはチョコレートソースで装飾が施されており、普段ゴミみたいな食生活を送っている私にはハイソでした。ただ一つ不平があるとすれば、ガトーショコラがパサパサすぎてフォークでちゃんと切れないし、口の中の水分全部奪うので干からびて死ぬ。不平、二つかもしれない。
なんだかんだ言っておりますが、全体的に雰囲気の良い喫茶店だったので、また行くと思います。ディナーや酒も気になりますしね。
ただメイドさんとの会話が空気の抜けたゴムまりの如く弾まなかったのが非常に悔やまれます。いや、別にメイドさんと会話すること自体に楽しさを見出そうという気はあんまりない(ちょっとはある)んですが、自分のコミュニケーション能力の低さが本当に危ぶまれたので......。この先の人生知らない人と話す機会はいくらでもあるだろうし、毎回毎回頭痛で寝込むわけにはいかないですからね。
ということで、今後はコミュ力ありそうな友人を誘って一緒に行くことにします。オオサカ君、出番だよ! そして初対面の人間に免疫を付けるとともに、友人とメイドの会話を記録することで、初対面の人間にどのように・どのような話題を切り出しどの方向に持っていくべきか、データを採集する場として利用していきたいと思います。メイド喫茶は金払うことで見知らぬ人間と会話する機会を100%保証してくれる場所ですからね。キャバクラより安いし、キャバ嬢が飲んだ酒代とか払わなくていいですからね。
ということは、顔覚えられる前に行くのやめるんだろうな。うん、覚えられたら行くのやめよう。そしてこういうこと考えてるの本当に気持ち悪いですよね。死のうかな♪
ブログを放置して1年、私は何をしていたのか。そう、何もしていないのである。
めちゃ久々に書きます。
今までなんで書いていなかったんだろう。今思うと不思議ですが、確実にコロナの影響はあると思います。
新型コロナウイルスの影響によりライブハウスも居酒屋も閉まってしまい、ライブと居酒屋を楽しみに生きていた僕は、家で無気力子供部屋おじさんと化すしかほかに選択肢はなかったのです。いや、確実にほかの選択肢はありました。ただ過去の私には見えなかったということです。
あまりに無気力すぎてこの世に物申す気すら起きず、特に書くこともなかったわけです。いや、ライブに行った話とか書こうと思えば書けたんですけど、ライブハウスが死に体の今書いても虚しいだけだなと思ったんですね。
まあそんな感じで、家ですることと言えば授業のpptを読みレポートを書くことだけでして、しかしこのレポートを書くだけで普通に一日が終わるので他に何をするわけでもなく。。まあ大学行くより睡眠時間は確保できてラッキーではありましたが、一日中画面と白い壁紙見てるだけだとつまんねーので、友人の通勤風景をビデオ通話で見せてもらったりしていました。今よくよく考えると、ちょっと狂気を感じます。
そして夏休みになるとあまりの暇さに愕然としました。いや、別に毎年あり得ないぐらい暇(遊ぶ友達がほとんどいないため)なんですが、なぜかそう感じてしまったのは、やはりコロナのせいでしょう。全部コロナの所為にできるなんていい時代ですね。
まあそんな感じで暇を持て余し、ライブハウスも居酒屋もなく特に金を使う当てがないので書籍を買いあさり続けました。この前数えたら今年度買った本がざっと100冊くらいあって怖かったです。主に出費のことを考えると。
このように暇を持て余していたわけですが、9月になり研究室に配属されるとそういうわけにもいかなくなりました。ちなみに研究室見学はコロナの所為でまともにできなかったというのもありますが、主に出不精というのもあり、出遅れ感がすごくて後悔してます。もっといろんなラボに行って教授と顔見知りになるべきでした。
まあ結果的にすごくいい雰囲気のラボに配属されてラッキーです(もちろん研究内容も好き)。みんな前もってラボ見学をしよう。なにがあるかわからないから......。
......話がそれました。配属され実験が始まりました。久しぶりに家に出るというのもあり、体にストレスがたまったのでしょうか。手が荒れました。めちゃくちゃ荒れました。
それが恐怖の始まりでした。
手荒れは手荒れの域を超え、やばいかぶれみたいになり、いやこれはかなりやばいのでは?と思った時には時すでに遅く、常に組織液が体外に浸潤するようになりました。これめちゃくちゃ痛くて夜まともに寝れなかったです。みんなはこうなる前にちゃんと医者に行ってください。
その後自家感作性皮膚炎というものになりました。これは手荒れ部位の皮膚片や病原体に対する免疫が暴走し、体中で炎症が起きるという皮膚炎です。顔はうまれたてほやほやの赤ちゃんのように腫れ、おちんちんはボールのように腫れます。いいですか、おちんちんがボールのように腫れるんですよ?かなりホラーですよね。別におちんちんと書きたいわけではありませんよ。これは皮膚炎は怖いぞ、という注意喚起のためです。
ボールのように腫れると歩くとき擦れて痛いので、歩くときは自然にガニ股になります。そこで私は、街中でガニ股の男性を見かけたら、「ああ、こいつは自家感作性皮膚炎なのかもしれないな」と思うことにしました。人間がちょっとだけ優しくなった瞬間です。
そんな感じで体的にはボロボロだったのですが、総合病院でクスリを貰ったらほぼ治りました。現代医療はすごい。流石。反ワクチン派の人間は死ね!(突然の思想)
そんな感じで元気になったので今この文章を書いています。嘘です。
本当は、研究室のポスドクや、新しくサークルで会った人と仲良くなって、この一年の遠回りは無駄じゃなかったと思えるようになったから......。
我ながら良い話でしたね。自家感作性皮膚炎の下りは本当です。それでは。
渡辺翔太トリオのライブに行った
行きました。これに関しては言葉に出すのもおこがましいくらい良かった。本当によかった。今回¥5000ちょいの値段だったんですが、今後こんなリーズナブルな価格で観ることはできないんじゃないかな?と思ってしまうくらい良いライブでしたね。これは2020年で一番良いライブです。まだ始まったばかりですが。
観てて改めて思ったんですが、やっぱジャズは録音よりもライブですねー全てが違いすぎる。ちゃんとライブを見ようと思いました。そのためにもお金が必要です。でも稼ぎたくないので誰かライブのチケット買って誘ってください。
ライブでは色んな曲を演奏していただきましたが、その中でもTime lapse とMilhaudという曲がお気に入りです。単純に夕飯時に聴いてて心地が良い曲なんですな。
そんなこんなで本編が終わり、一部の悪ノリがすごい客のおかげでダブルアンコールまで観れて大満足でした。ダブルアンコールって本当に存在するんですね〜嬉しい。
客の年代は結構幅広くて良かったんですが、若者が基本(元)ジャズ研の人間しかいなかったのはちょっと残念ではありますね。ジャズ研以外の人も来て欲しいよね〜という気がします。
これはめちゃくちゃどうでも良い話ですが、友人とライブに行くのが数億年ぶりだったので大変新鮮でした。慣れてないので横の人が何してるか微妙に気になってしまいますね。
あと僕はブルーノートの精算方法を理解していなかったので、理解している人たちが先に行ってしまったのでパニックになり、片っ端から彼らに電話をかけました。出ない。あーーーー!????友人がチケット買った伝票持ってたので、生産時にそれが必要だと思ってたんですが、なんか普通に自分の伝票持って行けばよかったぽいです。そうですか。
ブルーノートも初めていったんですが、数あるライブハウスの中でもちゃんと飲食も充実してて、レストランとしても良いなと思いました。ただちゃんとしすぎて水分補給も兼ねて頼んだピンクグレープフルーツジュースが、おそらく果汁100%かそれに近しいものだったので浸透圧で体内の水分が全て持ってかれました。喉がカラカラ......。烏龍茶を頼むのが一番賢いなと思いました。安いし。
ブルーノートのいいところはつまみ系の食品の量が多いところです。多分もっといいところは沢山あります。でも一人が頼んで四人食べてちょっと余るくらいには量があるんですよ、スパイシークルクルポテト。
スパイシークルクルポテト、面白くないですか?ブルーノートって結構ちゃんとしたレストランの体をしているので、そこにクルクルというファニーな単語がメニュー表に載ってると笑っちゃうんですよね、笑っちゃうんです。笑えよ。
迷MV「Illegal Utopia Nagoya」は如何にして誕生したのか
何から何までカオスとナンセンスとを詰め込みまくったので意味がわからないと思います。なので曲とMVの解説をさせてほしいです。(CDに曲紹介が載っています(youtubeの概要欄のやつ)が、まともに紹介していないというのもあります。)
ただ一人だとさみしいので、イマジナリーフレンドの今時成美(いまじ-なるみ)とのインタビュー形式でやりたいと思います。
曲解説
赤猫:「Illegal Utopia Nagoya」の制作を開始したくらいから、仲間内で先に述べたような「名古屋(固有名詞)」の特徴を「名古屋(形容詞)」とした、新たな「名古屋」定義づけが自然発生的にされました(以下形容詞としての名古屋をNagoyaticと呼称)。
しかしこのような加工文化というのは島国や中小国においては一般に見られるところでありまして、これを以てNagoyaticと称するのは些か早計であります。
赤猫:そうです。わかる人にしか分からないネタが沢山有ります。この内輪ノリ感、Nagoyaticですよね?(ドヤァ)
赤猫:0分57秒からのイカれた音割れピアノは12音技法を崩しに崩して使ってますが、その裏で鳴ってる音割れてないピアノはNagoyaという文字列をある法則に従って音列に変換したものを使ってます。そしてそれを下方に移高し続けることで名古屋という都市の凋落を表しています。
またドラムはクオンタイズのズレで色々遊んでいます。例えば基本的にこの曲は基本的に八分音符を40%スウィングさせてるんですが、局所的にイーブンにしたり一六分音符の60%スウィングにしたり、それらを同時に鳴らしたりしてます。顕著な例が時報ですね。二つの時報音をLRで完全に分離してちょっとずつずらして鳴らしています。右と左でずれるというのはなんとも示唆的な気がしますね。そしてこの気持ち悪さが癖になるんじゃぐへへあへおっほっほ。
MV編
そして一年後、つまり2019年の初夏に〆SAVAというヒップホップグループに一曲提供したんです。そのトラックを東京在住のとある友人(以後Oと表記)に聞かせたところ「これで映像作りたい」って言ったんですね。丁度映像と音楽の融合という目標を思い出したので、そのトラックを加筆・再構成して「Illegal Utopia Nagoya」を作りMVを作ってもらうことにしたんです。
ここで堪忍袋の緒が切れます(遅い)。
とはいえ、サンプリングには妥協はしていません。元来のテーマに沿うように音楽のサンプリングネタと同じものを持ってきたり、そればかりだとくどいので、あえて違うの持ってきたりしました。またNagoyaticな日本を憂うべく、高度経済成長期やバブル期の今や失われた日本の姿と現在の日本の姿を交互に投影したりしています。*3
赤猫:ごめんなさい。
1.Cornelius/HASAMI groupへの敬意
2.途中まで作ってた人の意向
3.サンプリングが多いから
まあそんなHASAMI groupの十八番といえば、「Sleepwalkers」のMVを見て分かる通り既存の映像のコラージュなわけです。「Sleepwalkers」のビートを大胆引用したからにはリスペクトの意を込めて映像表現も模写して、途中で出てくるフォントもHASAMI groupがよく使用していた(最近はそうでもないですが)「Impact」にしようという思いがありました。まあ「Impact」自体はWindows標準搭載だし結構使うしいっかなーというのもなくはないです。
赤猫:「技術と機材がないから実写で撮るのは難しい」と言われました。アニメーションは言わずもがな。僕も1.3.で述べるような意図があったので同意しました。
ちなみに途中から僕が作ってるので映像のネタのテイストが場所によって違います。基本的に爆破や洋画はOが作ってた部分で、日本の映像やアニメーション、テロップは僕が担当してます。
実はこの際曲にもいくつか注文があって、曲の長さの指定と終わり方の指定がありました。曲は3分台、終わりは映像にしやすいようにとのことだったので、〆SAVAの曲をチョキチョキカットして映像化しやすいように起伏を作り、ラストは「カオス→時報」でいきなり終わっていたのを「カオス→時報+別れのワルツ」に変えて、映像にしやすく且つしめやか〜に終わるようにしました。「音楽と映像の融合」がテーマだったので改変は別に構わないのです。
が、結局OはMVを完成させなかったので、テーマ実現も不完全なものになりました。いつかこのテーマにはもう一度挑戦したいものです。
赤猫:これが最大の理由です。1.2.の理由はすべてこの理由があってこそ成立していると言えます。
おわりに
*1:これは江坂大樹氏の説の援用です。以降の言説は氏やその周囲の論に立脚しています。
*2:ちなみにトヨタなどの大企業には優秀な人間が多数在籍していることは理解しています。ただ、それは工業系の人間であって、文化の担い手の中心たる優秀な文化系の人間がいないのも同様の事実であると認識しています。
*3:ちなみにOの担当箇所にもちゃんと彼なりの意味があることは、彼の名誉のためにも言及したいと思います。ついでに本編では言及しなかったことも詳しく解説しましょう。ただ解説しすぎているので、見ない方が柔軟な解釈ができると思います。(青字がOの部分、黒字が私の部分です)
*4:ロゴ作っていただける方は現在絶賛募集中です。もちろん有償で (値段応相談)。